繊細な花たちの、小さな声を聞きながら育てます。

土づくり

持続可能な土づくりを目指しています。尾花沢は和牛の一大産地であり、弊社のすぐ近くには立派な堆肥処理場があります。全国的にも最先端な設備が整った堆肥処理場で作られた牛糞もみ殻堆肥は、完熟状態で嫌な臭いは全くありません。
その牛糞堆肥をメインに、緑肥、コーティング肥料を使用し、余分な肥料が地下水に流出しないように心がけています。

病害虫から守る

農薬には数多くの種類があり、その役割も様々です。
花卉生産に使える農薬は、その特徴や効果をきちんと理解し、敵機に適量を散布する必要があります。過剰な散布で植物がストレスを感じないよう、なるべく薄い濃度で使用し、花たちを病気や虫から守ってあげます。

花を収穫する

朝の涼しい時間帯に採花し、すぐにたっぷりの水につけてあげます。
只平では花を切ってから水につけるまでの時間が10分以内になるように努力しています。

手作業での選別作業

収穫し、水揚げした花を一本一本手作業で選別します。
葉や茎を傷めないようにやさしく丁寧に作業するので、一人当たりの作業本数は少なくなってしまいます。丁寧な作業にこだわるのは、お客様の手元に届いたときに、できるだけ花が長持ちするようにという思いからです。

梱包・出荷

市場への出荷は毎週火・木・日曜日。午前中に出荷を終えたいので、繁忙期は暗いうちから作業を始めます。サイズ調整し、一晩たっぷり水を吸わせた花はずっしりと重くなります。段ボールの中では休眠状態となり、花屋さんの手元に届くときには葉が少ししんなりしています。花屋さんは花の状態を観察し最適な方法で水を吸わせることで、休眠状態からシャキっとした花に戻して販売します。

できることのすべてを、花を飾る人のために